朝ドラ

夭逝した朝ドラ天陽のモデル「神田日勝」の絵が切ないw絵の作品まとめ

山田天陽, 神田日勝


2019年春のNHK朝ドラ『なつぞら』は、戦災孤児の奥原なつが、北海道十勝の自然のなかで夢を見つけるストーリー。

なつは、絵が上手な青年、山田天陽との出会いがきっかけとなり、アニメーションの世界に飛び込むのですが、天陽はある人物をモデルにしていることがわかりました!

その人物とは、知る人ぞ知る、32歳という若さで亡くなった画家、神田日勝

アサ子
アサ子
なつぞらの天陽くんも32歳で死んでしまうのかな…

今日は、NHK朝ドラ『なつぞら』山田天陽くんのモデルとなった人物、神田日勝に注目していきたいと思います。


朝ドラ『天陽くん』のモデルになった画家は神田日勝?

山田天陽, なつ, なつぞら引用元:デイリースポーツ

 

広瀬すずさん主演のNHK朝ドラ『なつぞら』では、SNS上でその豪華なキャストが話題となっていますが、
吉沢亮さんが演じる青年画家『山田天陽くん』のモデルとなった神田日勝についても注目が集まっています。

アサ子
アサ子
天陽くんのモデル、神田日勝さんは馬の絵が有名ですよね。


朝ドラ『天陽くん』のモデルは神田日勝!神田日勝公式記念館が発表

神田日勝引用元:なつぞらのネタバレ・あらすじ

NHKはまだ、天陽くんのモデルが神田日勝であることを公式に発表していませんでしたが、2019年3月27日の神田日勝記念美術館の記事には、神田日勝記念美術館館長の名前でこのように書かれています。

山田天陽の人物造形は、早世した鹿追町ゆかりの画家・神田日勝をモチーフにしたのだそうです。

なつの人生を左右する重要な役柄で多くの日勝ファンからも注目を集めています。

また、山田天陽くんを演じる吉沢亮さんが、2018年に2回に渡り、神田日勝記念美術館を訪れていたことも記載されています。

吉沢亮引用元:drama9

吉沢亮さんは昨年二度にわたって当館を訪問されました。

そのような関わりで当館に少なからぬ縁を持つ吉沢亮さんの栄えある新人俳優賞受賞を心からお祝いすると共に、「なつぞら」に出演する皆様の益々のご活躍を祈念しています。

アサ子
アサ子
山田天陽くんを演じる吉沢亮さんが神田日勝記念美術館を訪れているのであれば、山田天陽のモデルが神田日勝さんで間違いなさそうですね!

神田日勝記念美術館の入り口は、ポスターからのぼりまで、『なつぞら』ムード全開のようです。


朝ドラ天陽くんのモデル「神田日勝」の経歴まとめ

『なつぞら』で天陽くんの生涯が神田日勝の史実にどこまで忠実に描かれるかはわかりませんが、
これまでの『なつぞら』での天陽くんのストーリーを見ていくと、天陽くんと神田日勝の経歴はほぼ一致しています。

山田天陽, 神田日勝引用元:PIKARINE

 

山田天陽 神田日勝
十勝へ移住 戦争後、家族と共に東京から北海道十勝へ移住 大空襲の後、北海道十勝の鹿追町へ移住
兄が芸大へ 兄の陽平は東京藝術大学へ進学 兄の一明は、東京芸術大学へ進学
農家を継ぐ 家が貧しく進学できなかった 家が貧しく進学できなかった
農業をしながら絵を描き続ける
絵の作品 馬の絵が得意
死んだ馬の絵を描く
代表作は『馬(絶筆)』
『痩馬』では死んだ馬の絵を描く
絵の技法 ベニヤ板に絵を描く ベニヤ板を使って、ペインティングナイフで描く

天陽と神田日勝の経歴を比較していくと、かなり多くの共通ワードが出てきましたね。

『なつぞら』のなかでも、死んだ馬の絵、貧乏で画材が買えないといったストーリーが再現されています。

アサ子
アサ子
二人の共通点を見ていくと、なんだか切ないですよね…


代表作品の絵から見る天陽くんのモデル「神田日勝」の生涯とは?

それではここからは、神田日勝の画家としての生涯を神田日勝の作品から見ていきたいと思います。

農家一家の苦悩が描かれた『痩馬』

東京から北海道の十勝に移住した神田家は農家として生きていくために馬を買いましたが、その馬は老馬だったためにすぐに死んでしまったそう。

『なつぞら』でも、天陽くんが「あの馬さえ生きていれば!」と嘆くシーンがありましたね。

山田天陽, 神田日勝引用元:アラフォーママの気になるドラマ

農家にとって、大金をはたいて手に入れた馬が死んでしまうということは、死を意味するようなもの。

神田日勝が一家の財産である馬を亡くしたこの時の思いを描いたものが、こちらの作品『痩馬』です。

神田日勝, 痩馬引用元:なつぞらのネタバレ・あらすじ

 

『痩馬』は後に、平原社展に出展され、見事、朝日激励賞に選ばれます。

神田日勝の集大成『室内風景』

神田日勝の集大成と言われる作品がこちらの『室内風景』です。

神田日勝, 室内風景引用元:なつぞらのネタバレ・あらすじ

 

この作品は、神田日勝の晩年に描かれた作品であり、背景の新聞紙には、実際の広告がかなり厳密に再現されています。

たとえば、こちらの三菱テレビの広告ですが、

神田日勝引用元:なつぞらのネタバレ・あらすじ

 

実際の神田日勝の絵では、背景の新聞紙にこのように再現されています。

神田日勝引用元:なつぞらのネタバレ・あらすじ

 

三菱のロゴから、テレビのイラストまで、かなり繊細に描かれていることがわかりますね。

神田日勝はある時、手相を見てもらい、「10年以内に死ぬ」と死を宣告され、それからというもの、自分が死んだ後も家族が生活に困らないようにと、小さな絵をコツコツと描き始めたのだそうです。

『室内風景』には、子供も描かれており、自分の死後の家族を心配するような神田日勝の想いが伝わってくるような作品です。

夭折した画家の象徴『馬(絶筆)』

そして、神田日勝の作品のなかでもっとも有名な作品が、こちらの『馬(絶筆)』です。

神田日勝引用元:なつぞらのネタバレ・あらすじ

 

馬の絵が半分しか描けていないのは、神田日勝が32歳という若さで亡くなってしまったためであり、この絵こそが、夭折した画家「神田日勝」を象徴する作品であると言われています。

神田日勝の死因は、腎盂炎であったということ。

神田日勝は、医師からの余命宣告は受けませんでしたが、病院に入院してから妻に、
「君は、する事がいっぱいあっていいなあ、僕はすることがなくなってしまった」と言っていたそうです。

神田日勝は自分の死が迫っていることを悟っていたこともあり、この『馬(絶筆)』は力強く描かれたのかもしれませんね。


まとめ

山田天陽くんのモデルである神田日勝の作品を見ていくと、細かく実物が再現された繊細な作品から、動物の生きる姿が大胆に描かれたものもありました。

短い生涯で力強く繊細な絵を描き続けた神田日勝ですが、山田天陽くんの生涯は『なつぞら』のなかでどのように描かれていくのでしょうか。

アサ子
アサ子
天陽くんとなつは結ばれなかったですが、今後の展開も気になりますね。

アサ子
アサ子
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