粟野咲莉(あわのさり)さんと言えば、朝ドラなつぞらでその演技力が話題になった子役です。
粟野咲莉さんの演技については、「苦手」「わざとらしい?」という声もありますが、実はそれも演技として計算されたものである可能性があります。
今日は、粟野咲莉さんの演技力に注目し、大人が朝から泣かされた名場面も振り返っていきたいと思います。
粟野咲莉(あわのさり)の出演作品

粟野咲莉さんは、2019年の朝ドラ『なつぞら』のほか、『べっぴんさん』にも出演しており、その演技力が話題になっていました。
べっぴんさん

2016年度下半期に放送されたのNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』では、主人公・坂東すみれの娘の『さくら』の役をしていました。
検索したら、やっぱりそうだった。『べっぴんさん』の主人公の娘、さくらの役。大きくなったな、って思った。#なつぞら#粟野咲莉 pic.twitter.com/xGfDOSok2Q
— lento-ume (@lento21553ume) 2019年4月8日
なつぞら

2019年度上半期に放送されたのNHK連続テレビ小説『なつぞら』では、なつの子供時代を見事に演じきりました。
正直ね、あの大人しいだんまりさくらの子役の子にこんなに泣かされるとは思っていなかったわけで。
小なつ役はあの子じゃなきゃダメだったね。本当にピッタリだった。素晴らしかった! #なつぞら #べっぴんさん #粟野咲莉— いろは猫 (@iroha_cats) 2019年4月12日
粟野咲莉ちゃんのすごいところ
『なつぞら』のなつ、回を重ねる事にあの『べっぴんさん』のさくらだったことを忘れさせている。
戦争の時代に生まれたけど恵まれた環境で育ったさくらと戦争孤児となったなつ。環境の違う女の子を見事に演じ分けてる。恐ろしい子。。— きなり (@49Dnj) 2019年4月11日
オーディションで約250人の中から選ばれた粟野咲莉さんの演技力の高さは、『なつぞら』制作統括の磯智明氏が「すごい子だと思った」と絶賛するほど。
予想通り、大人も粟野咲莉さんの演技に泣かされ、主人公のなつを演じる広瀬すずさんも、粟野咲莉さんの演技を見たときのことをこのように明かしています。
母さんに、じいちゃんに対面して、いろんな感情をもらって演じている咲莉ちゃんを見て、誰よりも感情移入してしまって、号泣しました
粟野咲莉(あわのさり)のあざとさは演技だった?

粟野咲莉の演技は苦手?
そんな粟野咲莉さんの演技については、実は、「苦手」「わざとらしい?」という声もあります。
特に、『なつぞら』では、ちょっと演技が堅苦しいといった声や、苦手といった声がありました。
広瀬すずさんがドラマやCM映画や番宣、雑誌情報過多いっぱい出てきて、正直もう胸焼けしてお腹いっぱいで見るの躊躇ってたんだけど…冒頭の演技を見てて、子役のなっちゃんがちょっと演技堅苦しい様に私には見えて苦手で広瀬さんの肩の力が抜けた自然な演技見てやっぱりすごいなぁって思た
#なつぞら— ねるねるひよこ (@CGqJvLIxGxOjyhP) 2019年4月15日
子役時代やっと終わった。いや、芝居なんだけどさあまりにも芝居がかっていてあの子役たち苦手ww #なつぞら
— toshi (@toshi229) 2019年4月13日
粟野咲莉のあざとさは演技だった?
しかし、粟野咲莉さんの演技について見ていくと、このちょっとわざとらしい感じは演技だった可能性が高いということがわかりました。
粟野咲莉さんが『なつぞら』で演じていたなつは、戦争孤児になり、よその家に引き取られるという境遇。

「わたしは大丈夫!」というセリフの言い方がよそよそしかったり、わざと無邪気に振舞っているのではないかという声があったのですが、
「なんでわたしには家族がいないの!!」となつが泣き叫ぶ場面の後は、喋り方が変わったんですね。
SNSでも、「粟野咲莉さんのちょっとわざとらしい感じは演技だったのか!」という声が続出しています。
なつぞらのなつの子役の子の喋りがどうも苦手で早く子供時代終わらないかな〜なんて思ってたんだけど、家族との一区切りがついてから喋りがかわってヤラレター!と思った。それも演技か。粟野咲莉ちゃん、すごいわ。#なつぞら
— やまだ🍎貯金するぞ💴 (@yama_da__) 2019年4月11日
#なつぞら、初回は、なつの取ってつけたような無邪気さに違和感を感じたけど、2回目見て、わざとの演出だったとわかる。大人ウケのする子供を演じることで生きてきたなつが、何とかこの家に置いてもらおうとする作戦だったのかと。脚本も深いけど、子役のうまさも相当だねー。
— nyaoko (@korekata) 2019年4月2日
粟野咲莉さんの演技のわざとらしさは、演じた役、『なつ』が戦争孤児として生き抜いていくために身につけたあざとさだったのですね。
粟野咲莉(あわのさり)の演技に大人が朝から泣いたシーン

「おじいちゃん大好き!」のシーン
粟野咲莉さんが天陽くんを助けてくれた草刈正雄さんに抱きつくシーンがあるのですが、
それまで「おじいさん」だったのが、「おじいちゃん、大好き」と言っているんですね。
「このシーンの粟野咲莉さんの演技に泣いた」という声がSNSでも殺到しています。
朝ドラ「なつぞら」ですが、
毎日泣けるのね、
おじいさんって呼んでいたのが
「おじいちゃん、大好き」ってもう嗚咽でしたよねぇ、
子役をまだ観たいって初めてでしたよねぇ
100作目だから、素敵な作品なんだろうねぇ、
最高です。— さいご (@saigo_zoo) 2019年4月14日
なつぞら、子役のテンヨウくんと草刈正雄がかっこよすぎて眼福!なっちゃんが抱きついて「だいすき」って言うシーンで大号泣。最後のウッチャンのナレにも、追い打ちをかけるように泣ける。お父さんと思うと、あったかくて泣ける。
— ゆかりごはん (@yukarigohaaan) 2019年4月13日
家出したなつを迎えにいくシーン

一番泣いた!という声が多かったのが、家出した粟野咲莉さん演じるなつを草刈正雄さんがが迎えにいくシーンでした。
9【♪包み込むように「小なつハイジ #泰樹おんじ」】ハグ
どうして…どうして「私には、家族がいないの…」
↑ 若干、ユーミンのリフレイン…か?
泣く感情以上に、怒る感情を「解放させた」その瞬間
ついに「おじいさん」と言ったね?十勝の少女コナツw#なつぞら #粟野咲莉 #草刈正雄 #オマージュ pic.twitter.com/kHxKmT06As— わび@さび (@think_literacy) 2019年4月10日
なつぞら、家出からの河原のシーンで思わず泣いてしまうくらい感情移入して見てた。。
子役なつと正雄の演技が上手すぎて😭
体震わせてなつを抱きしめる正雄を見た瞬間、こっちも震えた!無言の数秒シーンなのに気持ちが伝わるから不思議。すごい。
そして来週から本格的に吉沢亮のターーーン!!!— むーさん (@________my8) 2019年4月13日
このシーンを見て「粟野咲莉さんのわざとらしさは演技だった!」と驚いた方が多かったようです。
粟野咲莉(あわのさり)の演技にかける想い

粟野咲莉さんはまだ8歳の子役さんですが、粟野咲莉さんの役者魂も話題になっています。
『なつぞら』では、粟野咲莉さんが草刈正雄さんと山場でアイスクリームを食べるシーンがあったのですが、
「ぶかぶかの長靴を履いて走ったり、泣きながらアイスクリームを食べて難しいシーン」だったそうで、自分の演技に納得がいかず、「もう一回やらせてほしい」と監督にやり直しを志願したそうで、これには大人たちもびっくりしたそうです。
これからの粟野咲莉さんの演技をますます楽しみにしたいと思います!