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車の免許を自主返納する人が急増?年齢制限は?返納方法と特典まとめ


高齢者による車の運転の事故が相次ぎ、車の免許を自主返納する人が急増しています。

アサ子
アサ子
2019年4月の池袋での暴走事故の影響か、5月上旬には都内で1,200人以上が免許を返納したそうです。

今日は、車の免許を自主返納する場合の年齢制限や返納方法、返納特典に注目してみたいと思います。


車の免許を自主返納する人が急増?

3日間で1,200人以上の人が返納?

2019年4月には、横断歩道を渡る親子が高齢者が運転する自動車に跳ねられ、3歳の女の子とお母さんが死亡するという痛ましい事故があり、遺族からは、「車の運転に自信がない人は、免許の返納を検討してほしい」という訴えがありました。

アサ子
アサ子
この記者会見のメッセージでは、免許の自主返納について深く考えさせられましたよね。

この事故の後も、車の事故に関する報道が相次いだことから、車の免許を自主返納する人が急増しました。

FNNニュースによれば、2019年5月のゴールデンウィーク明けには、都内で1,200人以上の人が免許の自主返納をしたそうです。

車の免許を自主返納した人の声

報道、メディア

車の免許を自主返納した人や家族からは、このような声が上がっています。

これだけ交通事故が多いから、前から(運転を)やめようと思っていた。やっぱり返した方がいいですね

今回池袋の事故があって、パパもう(運転を)やめてって、孫たちもみんな

私の父は、道順が解らなくなったので、返した方が良いよ、と勧めたら素直に応じてくれました。大事故が起きてから返すのは、ちょっと遅くないですか?

アサ子
アサ子
車の免許を返納するのは簡単な決断ではありませんが、大事故が起きるようなことは絶対に避けなければいけませんよね。


車の免許返納の年齢制限はあるの?

なつぞら, ロケ地

車の免許の年齢制限があると勘違いしている方も多いようですが、実は、車の運転免許返納について、年齢制限はありません。

したがって、車の免許を取得したものの、自分には不要だと思ったら、いつでも返納することができます。

アサ子
アサ子
年齢に関係なく、車の運転に自信がない場合などは、車の免許の返納ができるのですね。

車の免許を返納するときの悩み

車の免許は、いつでも返納することができることがわかりましたが、車の免許を返納してしまうと、身分証明書がなくなったり、移動手段がなくなってしまったり、生活に支障が出ないのか心配ですよね。

ここからは、車の運転免許を自主返納するときに浮かんでくる不安や悩みを解決する方法について見ていきたいと思います。

①身分証明書はどうすればいい?

アサ子
アサ子
車の運転免許を返納してしまうと、当然ながら、運転免許証がなくなってしまいますよね。

実は、車の運転免許を返納するときに、「運転経歴証明書」を取得し、運転免許証の代わりに身分証明書として利用することができます。

アサ子
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運転免許証に変わる身分証明書が取得できるのであれば、安心ですね。

②移動手段がなくなる?

車の免許を返納してしまうと、移動手段がなくなってしまうため、車の運転免許の返納を躊躇される方も多いかもしれません。

しかし、車の運転免許を返納すると、免許返納の特典を受けることができ、特典として、タクシーやバスの利用を安く受けられる自治体もあります。

アサ子
アサ子
場合によっては、車を所有するよりも、生活費を安く受けられる場合があるので、居住地の自治体が提供している車の免許の返納特典は要チェックですね。

車の免許の自主返納の特典は?

車の免許の自主返納の特典内容は、各自治体によって異なりますが、車の免許の返納特典として、

  • タクシーやバスといった公共交通機関の割引
  • 商品券
  • 美術館や飲食店の割引

といったものを定めている自治体が多いようです。

車の運転免許の返礼特典の例

大きな自治体だとこのような運転免許の返納特典を設けています。

地域 運転免許の返納特典
東京 信用金庫の金利優遇、ホテルでの割引
大阪 商店街、タクシー、美容室
福岡 バスの回数券、タクシーの利用券
アサ子
アサ子
日常の生活で嬉しい特典も設けられていますね。

車の免許返納”特典”の年齢制限は?

車の免許の返納手続きには年齢制限がありませんが、車の免許を返納して特典を受けるには、「一定の年齢以上」といった制限があります。

免許返納の特典をもらうことができる年齢も、自治体によって異なっていますが、一般的には、65歳以上が対象となっています。

アサ子
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自治体によっては、70歳以上という年齢制限を設けているところもあるようです。


車の免許の返納方法は?

難しい

ここからは早速、車の免許の返納方法や手続きに関して詳しく見ていきたいと思います。

車の免許の返納申請

車の免許の返納は、原則として本人が行いますが、家族が代理で車の免許の返納申請を行うこともできます。

亡くなった方の車の免許を返納する場合も、代理人が行うことができます。

車の免許返納先

車の免許の返納は、各自治体の運転免許センター・警察署に申請することができます。

車の免許返納の必要書類

車の免許返納には、有効期限内の運転免許証が必要になります。

アサ子
アサ子
自治体によっては、印鑑が必要なこともありますので、居住地域の警察署のウェブサイトにて確認しましょう。

車の免許返納の申請料金

車の免許の自主返納の申請料金は、無料です。

ただし、免許の返納時に運転経歴証明書を取得する場合には、発行手数料1,100円と写真が必要になります。

車の免許返納申請の注意点は?

車の免許返納の注意点は、免許返納をしたその時点で、車を運転する資格がなくなってしまうということです。

自分で車を運転して車の免許の自主返納をした場合、帰りはもう運転をすることができないので、注意が必要です。

アサ子
アサ子
家族に運転してもらって免許の返納に行くか、電車やバスなどの公共交通機関で行く方が良さそうですね。


車の運転免許返納に関するまとめ

車の運転免許の返納の手続きはとても簡潔な手続きです。

申請人 本人または代理人
必要書類 運転免許証(印鑑)
申請料金 無料

年齢に関係なく、運転に不安を感じる場合には、運転免許の返納してしまった方が安心かもしれません。

アサ子
アサ子
判断が難しいですが、車の事故を起こしてしまっては取り返しがつかないので、しっかり考えないといけませんね。